adb(Android Debug Bridge)コマンドとは、その名の通り Android 開発をする際に色々とお世話になるコマンドです。
その中でも個人的によく使うコマンドをまとめておこうと思います。
[目次]
- adb devices
- adb install
- adb uninstall
- adb shell pm list package
- adb logcat
- adb reboot bootloader
- おわりに
以下では基本的にターミナル上で使うことを想定しており、事前にパスが通ってることを確認します。
# パスが通ってる場合 $ adb Android Debug Bridge version 1.0.41 Version 31.0.2-7242960 Installed as ... ... # パスが通ってない場合 $ adb Command 'adb' not found, but can be installed with: ....
それではコマンドを見ていきます。
adb devices
接続されている機器一覧を表示させます。
$ adb devices adb devices List of devices attached 06...... device # -l オプションで詳細表示 $ adb devices -l 06...... device usb:33..... product:hammerhead model:Nexus_5 device:hammerhead transport_id:5
adb install
apk ファイルを端末にインストールする
# 事前に apk ファイルの場所まで移動しておく $ adb install <apk_name> # -r をつけると上書きインストールになる $ adb install -r <apk_name>
adb uninstall
apk ファイルを端末からアンインストールする
$ adb install <apk_name>
adb shell pm list package
端末内にインストールされているパッケージ一覧を表示させる。
$ adb shell pm list package adb shell pm list package package:com.google.android.carriersetup package:org.lineageos.overlay.accent.black package:com.android.cts.priv.ctsshim ... # grep などでお目当てのものを探す $ adb shell pm list package | grep google package:com.google.android.carriersetup package:com.google.android.youtube package:com.google.android.ext.services ...
adb logcat
アプリから出力されるログを検知する
# 全てのログを出力させる $ adb logcat # エラー以上のログを出力させる $ adb logcat '*:E' # 特定のタグの名前に絞ってログを検出する $ adb logcat -s <tag_name>:* # さらに、error 以上などの条件をつけたければ、 $ adb logcat -s <tag_name>:E
adb reboot bootloader
リブートモードで再起動する
$ adb reboot bootloader
おわりに
他にもPCからデータを送ったり、PCにデータを送ったりと、実質なんでもできます。
やりたいことがあれば是非調べてみてください!