Diary

ほぼテストです

トップ5%社員の習慣

著者たちが計18000人にリサーチした結果をもとAIによって分析して導き出した、5%の人の習慣について紹介してくれる本
職種に依存しない、シンプルな行動と思考のルールを明らかにしてくれる

95%の一般社員は作業充実感に浸る

自分はこの1文にはっとしてしまった。
5%の人の習慣は、目標を成し遂げた達成感に満足し、仕事へのフィードバックを必要としてる。
5%の人の73%は、「資料が完成すると満たされた気分になる」に対してNOと回答しているらしい。これは、一般社員が作業が終わった充実感に満たされている間に、5%の社員は成果を残したときの達成感を目指しているということ。資料作りはあくまで目的であり、あくまで情報を伝える手段に過ぎない(目的を常に意識する!
また、フィードバックは成功のねたと考えている人が多い。 5%の社員は、自発的にフィードバックをもらいにいっている!(なんと、成功したケースでも改善点を質問しているらしい)
一時期やることリストを作ってそれを終わらせることに満足していた自分が恥ずかしい。。

脳を休めることが大事

5%の社員の休み方は、
1. 好きなことを自分で選んで自分でする
2. 適度に有酸素運動をする。
3. 読書
が多いらしい。メールの登場によって休日と平日の区別が曖昧になったと言われるが、できる人は緩急の付け方がうまい。メールのチェックを休日にほぼしないのはもちろんのこと、平日もそんなにこまめにしないのが5%の特徴。
もう少し抽象度をあげて考えると、優先順位の付け方がうまいということ。コヴィーさんも言っているが、「緊急性と重要性の有無で物事を4つの区画に分けた時、緊急度が低く重要度が高いものに時間を割り当てること」が大切なポイントとなる。調査した結果では、金曜日や長期休暇の前はやらないことを決める必要があるため必然的に業務効率が上がったらしい(締め切り効果)

達成感を大切にする

一般社員は土曜の朝に幸せを感じることが多い一方で、5%の社員は金曜のよるに幸せを感じるらしい。目標があるからこそ達成感があり、5%の社員は金曜日にそれを感じ幸せになる。

5%の社員が目指すのは自己実現である。マズロー欲求5段階説ではより根源的な欲求から、生理的欲求(生存、生活)、安全欲求(雇用安全、賃金保証)、社会的欲求(人間関係、信頼関係)、尊厳欲求(賞賛、承認、評価)、自己実現欲求(ビジョン、成長)とある。一般社員は承認欲求(お客様に感謝されたなど)にやりがいを感じる場面が多い傾向にあるが、これは相手があってこそのものでコントロールできずストレスの原因にもなる。5%の人は尊厳欲求を超えて自己実現欲求を目指しており、自分の目指すべき姿に近づこうとしている。

新しい挑戦にはデメリットがあることを理解している

新しいことの挑戦にはデメリットが伴うが、今の時代、何もせず外部の変化に対応していかないことの方がリスクが多い!何もしなければ成長していかない。5%の人の考え方は、失敗を成功へのステップと捉えるならデメリットにはなり得ないというものだ。
成功する唯一の方法は、たくさんの失敗をすることだ。デメリットを心配するのではなく、メリットを最大限享受する。ピカソやベートーベン、エジソンなどを見ればわかるが、名作が生まれるのはたくさんたくさん挑戦をしてきた中の1つである。

完璧を目指さない

今の時代100%の情報は集められないし、行動力を落とすだけである。理想的な動き方は、「6割ほど情報を集めたらすぐに行動し始め、途中で修正しながら進んでいく」ことである。あえて小さな失敗をしてみると、完璧を目指すのがいかに無意味なことかがわかる

止まって考える時間を設けている

一般社員は日々の仕事に追われて振り返りの時間をとる余裕がない一方で、5%の社員は定期的に仕事を振り返り改善点を見つけ出している。2週間に1度は20分程度時間をとり1人PDCAをする。

完成度が20%で意見を求める

5%の社員はフィードバックは宝物、と考えているので「今ちょっといい?」と頻繁に聴くことで早いうちにギャップを埋めている。長時間労働を生み出す根源は「差戻し」であり、早いうちから意見を求めることでこれを防ぐ力がある。

3つのロスをなくす

  1. 徹底的な準備により、「焦りのロス」をなくす
  2. 邪魔されない時間を使い(朝は理想的)「集中力のロス」を減らす
  3. ランチの後にする作業を意識することで「パフォーマンスのロス」を減らす
    マイクロソフトのエグゼクティブトレーニングには、血糖値コントロールというプログラムがあるらしい...

5%社員がよく使う発言

  • いまちょっといい?
  • そうかもしれない、しかし私はこう思う。
  • いいね、そうだね、さすがだね
  • いいね、さらにこれやろう
  • そうだね、でもさらにこうすれば良いね
  • そうしたら、◯◯しよう
  • それはできません

その他気になった言葉

ビジネスとはギャップを埋めることである。これはマコなりさんが「誰のどんな問題を解決するかである」と言ってたことととても似てる気がした。
意識改革はしない、行動しながら変える
測れないものはマネジメントできない

はてなブログUNIXという考え方の記事を見て、気になって即買いしたので読んでみよう。

クリティカルシンキング

ソクラテス式問答法とは?

元祖メンターみたいな。
2人人がいて会話してるようなイメージでやることが大切。とにかく自分に対して質問を投げかける、ひたすら自問自答して具体化する。
多角的な視点がもてるようになる、嫌な気分が軽くなるという効果もある

6つの質問の様式
明確化の質問
事象の具体性の明確化についての質問をする
ひたすら細かく質問する、具体的にどんな方法を考えてるんですか、月何人くらい必要ですか、加速するには何をするんですか
なぜそれがないとダメなんですか、なかったらどうあんりますか

前提調査の質問
ここは大事なので1番最初にできるようにする
事象の前提についての質問をする
認識を確認するに越したことはない、問題が問題でなくなることもある。

エビデンスの質問
その証拠についての質問をする

視点の質問
ひたすら自分と相手の視点を切り換える。
長所と短所はなんでしょうか、類似点は?反対意見が出るとしたらどんなところ?

影響と結果の質問
結果で生じる新しい事象について質問をする
どういうふうにまとめられますか?どんな影響が、どんな順番ででてくるでしょうか
今迄まなんできたこととどういう風につながっていますか?

疑問の質問
事象の疑問の原因についての質問をする。
疑問に対して答えが出ない場合にこれを使ってみるとよい
新しい習慣をいれるかどうか迷っている、疑問のポイントはどこですか?
その疑問の本質は?疑問に疑問を投げかけるとよりチャンクが上がったいい答えができる

声に出してやるのがおすすめ、できないところでは紙とペンでもよい

ミリオネアの

なぜポジティブなのか

ネガティブなことをひたすら考えるけど、ポジティブな人。
ネガティブな人と向き合わない人とは違う。
向き合いまくって向き合いまくって対策を取った結果、ポジティブになる。そりゃぁ成功するわ〜〜
真似をするにもその背景を考える必要がある

メンターの存在

ミリオネアの大半にはメンターがいる
三者視点のためにメンターに教えをこう、自分で考えた上で、多面的な側面を持つために使っている。
おおくの人はメンターの言われた通りに行動している。ここが大きな違い(これでは単一的な視点になってしまっている)
科学的な思考や歴史的な事実も用いて多面的な視点を持っている

他人の成功を助ける

ミリオネアは助けを提案してくる。
これもコミュニティを作ることに繋がるので、これから成功しそうな人を助けている。コミュニティの強さをよくわかっている。
上の人(成功している人)よりも、まだ成功してない人を助けることがおおい、結局ミリオネア自身の成功も加速する。
一般人は凄い人と繋がりたがるが、ミリオネアはこれから伸びる人と繋がる
どんな人を助けるか?(成功を追求する、楽観的、目標思考、現実的な前向き)

群れに従わない

ミリオネアはコミュニティを運営する
ミリオネアは誰従わせるかを考える
どうやって群れを作ったのか?->群れから自分を切り離す、新しくコミュニティを作り人を集める、それをおおきくする
誰かのため(居心地がない人のため)のためのコミュニティを作る!自分のためだけではない

社会的なマナーを守る

社交上のマナーだけは大事にする
感謝の言葉、誕生日、結婚式をお祝いしたり、テーブルマナードレスコードをきちんと守ったり。

考える時間を作る

1人の時間を大事にする、毎朝15〜30分、一人で考える時間を持つ。大事な時間だから最初に持ってくる
自分のキャリア、財政状況、健康、慈善事業等。
このとき、自問自答方式で考えている。
読書をするミリオネアもいる、瞑想は自分と向き合う時間
れがないと人に流されてしまう

フィードバックを求める

幅広い他人の意見を求める。一般の人は同業や賛成意見ばかりを求める。
ダメな本を読むとフィードバックの練習になる。
論点を補い多角的視点を手に入れる、足りない部分を補う練習になる、ツッコミを入れて補いながら読む
これは確かにこういう面もあるけど、正確にはこうだよなーとか、、

ミリオネアの知識は決して奪われることのない富!

ミリオネア

ミリオネアと科学者は同じ思考。
仮説と検証、人生にやるか自然現象に対してやるかの違いだけ、、、。
お金に困っている人はIQがだだ下がりする。
お金を稼ぐってのは1つのゲームみたいなもので、その過程で忍耐力や人間関係の作り方など自分をコントロールする技術などを身につける。お金の使い方はお金を稼ぎながらしか見えてこない 。

ミリオネアは人間関係が狭い

ミリオネアはミリオネアになりそうな人と付き合う、付き合う人を厳選する。それはどんな人?

ミリオネアは投資で儲ける
少額で賭けて化ける可能性が高いものを見抜ける力がある。

ミリオネア予備軍の特徴

目標思考、楽観的、情熱的
こういった人と付き合う傾向が高い。
それよりも、ネガティブな人を避ける傾向が高い!

  1. ネガティブな人を避ける
    人間による無駄なリスクを避ける
    付き合う人を厳選している
    リスクヘッジ損切りを人間関係でもしている
    ミリオネアはネガティブを避けるのが上手い、普通の人は受け入れるのが上手い。

  2. 熱心な読書家
    どんなに忙しい日でも、1日最低30分の読書をしている。 自己改善のために読書をする。
    生きかたを工夫している人が非常に多い
    実践するつもりで読んでいる!!

  3. 運動週間がある
    毎日30分以上運動している
    メンタルを安定させたり頭をスッキリさせる効果がある
    HIIT(ひっとともいう)がいいよ〜〜

  4. 趣味
    趣味をコミュニティにつなげて投資している
    コミュニティまで昇華する、リターンがあるお金しか出さない。

  5. 自分の目標追求に拘る
    諦めることがなく、ものすごいエネルギーを注ぐ。
    知らぬ内に、他人の夢を追いかけている人は多い。。。ーその夢はあなたが叶える必要がありますか?問いかける

  6. 7時間以上の睡眠!(89%)
    最低でも7時間以上寝ている
    睡眠時間の確保が最優先
    人間は寝不足になると飲酒と同じ状態になる。

  7. 複数の収入源
    最低でも3つの収入源を持っている。
    ミリオネアになるには多くの経験が必要
    少額でもやってみると勉強になる。勉強になってから、稼げるようになる。普通の人と順番が逆

    知識転移

    知識は深さより幅が大事
    複数のことを緩く経験し、そこから絞る方が良い

ミリオネアマインド

ミリオネアに最短でなるのに何年かかるか? -> 12年

共通する5つの性格

  1. 感情の安定性が異様にに高い
    フラストレーション耐性が強い!
  2. 誠実性も異様に高い
    目標思考、約束を常に守れる、細部を重視する
    他人との約束に甘い人は自分との約束に甘い。
  3. 多くのミリオネアが外交的
    かつ、開放性(~好奇心)が高い。新しいことも試す
  4. 多くのミリオネアは開放的
    亜新しい知識に貪欲
  5. 協調性は低い
    自分の大事なことが理解できているから流されない
    人と違うことをやるには協調性は邪魔になる
(ダークサイド)

メンタルが安定しているナルシスト
ナルシスト的な傾向があると、うまくいくケース

  • 成功も失敗も自分の責任と考える
  • 分析をして結果につなげる
  • 自分を愛したいから必死で頑張る
  • ナルシストで努力家

生活の違い

人間は時間は平等である。
時間の使い方は一般人と同じ!、何倍も働いてる訳ではない
つまり、時間あたりの労働能力が高い
アクティブで時間の使い方が上手い

休日の時間の使い方!

だらだら休まない、スポーツやボランティア等積極的である。休日の達成感が違う、休みの日に休まず遊んでいる。

ミリオネアは仕事の時間管理を把握している
自分をコントロールするのが上手い、苦手なことはやらず管理できることに集中する。

富裕層のようにお金を使わない方法

人はすぐに自分の大事なものを忘れて気が散ってしまう

センチメンタルの感情を使う

ノスタルジーに浸れるアイテムを使い楽しい過去を思い出す。
自分にとって本当に大事なことが明確になり、余計な行動が減り目標に向うことができる!
我慢によってではなく、明確化によって貯蓄ができるようになる。

ビジュアルモティベーター

貯金をする目的、ビジョンはなんだ?
その貯蓄によって本当にほしいものはなんだろう?
それを手に入れたときどのように感じなにを経験する?
壁紙にして大事なものを忘れないようにする

ミリオネアになる前から、3つ以上の収入源を持っている。

株で負けないためのルール
1. 損をしないこと
2. ルール1を決して忘れないこと

10X rule
今の収入の10%(30%とか決めてもいい)で生活する
2割の変化はこて先の努力でできる、10倍の変化を起こすには根本的な何かを変えないといけない。

ライフハック大全

最近〇〇大全という本をよくみる気がするが、一回意味を調べてみた。
「大全」は "たいぜん" と読み、「その物事に関する事柄をすべて集めた書物」という意味らしい。
すごい大きな話をしてくれそうだ。

気になったところを何個か

  • 速読の代わりにいくつもの本を同時並行で読み進めるのが良い。机ではこの本をよんで、会社ではこの本を読んで、移動中はこの本など。(何がいいんだろう)
  • 1万時間の法則。ある分野でスキルを磨いて一流として成功するには、1万時間もの練習・努力・学習が必要だというもの
  • 8時間大木を切る時間を与えられたなら、私は6時間は斧を研ぐ時間に使うだろう(BYだれか)。それだけ事前の準備というか目標に対する正しい方向づけが大事。いきなり木を切り始めても効率悪し。
  • 1日に10万字を読んで5000字をアウトプットする。
    つまりアウトプットの20倍のインプットが必要。また5000字のアウトプットを続けていかないと文章力は鍛えられない。アウトプットが大事〜〜。10万字は本1冊くらい(600文字×200ページ)
  • 睡眠の10−3−2ー1ルール
    寝る10時間目からはカフェインを控える
    寝る3時間前からは食事を控える
    寝る2時間前からは緊張感のある作業を控える
    寝る1時間前からは液晶スクリーンなどの強い光を控える
    これは覚えやすいし、すぐに使っていけそう
  • パーキンソンの法則
    「仕事はそれに対して与えられた時間をちょうど埋めるようにして増えてしまう。」
  • 重要な仕事は朝一番に行う、Eat that frog のルール。意志に頼らない。「朝一番に生きたカエルを食べれば、その日の最悪事はもう終わったと安心してすごすことができる」
  • 残業はいつだって非効率。その時の効率や次の日の効率まで落としている。
  • メールを朝一番にみてはいけない
  • 機会には全てイエスという

Eat That Frog!:は本で、 21 Great Ways to Stop Procrastinating and Get More Done in Less Time を解説してくれるらしい、読んでみようかな〜〜
procrastinate : グズグズする、先延ばしする
You might be procrastinating.

ニーチェさん

事実はない、存在するのは解釈のみ。
人生、道徳、未来などあらゆる物の意味を否定したニーチェ
そうした全ての価値観を外した世界において、強く現在を肯定する「自己肯定」とより良いものを目指していくことが大切である。

実在哲学のニーチェ

モノをこえた「概念」の世界(哲学など)を作りそれについて考える本質哲学が主流だった時代に、それを批判するために実存(現実存在)について考える実存哲学を唱えたのがニーチェ

人生に意味はない ー 神は死んだ

本質哲学などでの人生に意味を与えるような絶対的な価値観(と思っているもの)は、いずれ壊れるものであり、我われはそれに縛られすぎない生きかたをしていくべきである。
みたり触れたりできない本質的なものが存在する世界を「背後世界」という。それは、たまたまいますんでいる社会から与えられた「価値観」のひとつにすぎない。そうした社会的価値観(背後世界)に縛られて本来追い求めなくていいものを求めたり、息苦しさを感じる必要はない。 それまでは人間の生きている意味を、神の存在に頼ってきたわけだが、そうした実在しない概念の存在による人生の意味を否定し、「神は死んだ(Gott ist tot)」とニーチェは表現した。
このような「人生に意味はない」「社会的価値観なんか無視してしまえ」という考え方だけだと、人間はニヒリズムに陥ってしまい、生の高揚を失いかねない。時として、「何の目標も夢もなく、トラブルを避けて、ひたすら時間を潰すだけの人生を送る人間=(末人)」になる、とニーチェは言う。

道徳に意味はない ー ルサンチマンによって生み出されたに過ぎない

道徳の正体とは、奴隷を善いとする歪んだ価値観であり、それによって「人間本来の生きかた」ができていない。
キリスト教の元になっているユダヤ教は、ユダヤ人の苦しい境遇を正当化するためにでっちあげられた負け惜しみに近いものがある。
「ああ、自分たちを迫害している人びとは、なんて暴力的で醜い人間なのだろう。かわいそうに、きっと死後、天罰が下りますね(笑)。それに比べて自分たちは、なんて無害でつつましい人間なのだろう。きっと死後、神様にほめられて天国に導かれますね」のような感じである。
ルサンチマンとは、哲学用語で「弱者が、強者に対して持つ嫉妬心や恨み」のことであり、キリスト教の「弱いが善い」という歪んだ価値観はここからきている。こういったものの正体は、「現実から目をそらすために、積極的に架空の価値観を採用し、まっすぐでシンプルな人生を採用しようとしてない」ことにある。もっと実存をみるべきである。

未来に何の意味もない ー 永劫回帰

ニヒリズムの極端なケースが永劫回帰という考え方であり、すべての意味を奪い取ってしまう。
あえて極端なケースを想定するのは哲学の常套手段である。
人生に意味を見出さなくても良いという考え方を紹介したが、それは時として人生にやる気を見いだせない「ニヒリズム」をうみだしてしまう。そのなかでも最強最悪のニヒリズムの世界が、永劫回帰である。永劫回帰とは、「未来永劫、回帰する世界」のことであり、「無限に長い時間を考えた場合、すべての現象がまったく同じ宇宙をいずれ(その後何度もループする)体験することとなる。」という考え方である。つまり同じ人生を無限に生きることとなり、この永劫回帰という考え方を前提にすると日常的な価値観がどんどん崩れ去っていく。 未来に希望を抱くという考え方も、すごく西洋的なものである。キリスト教では、人類は「始まり」から「終わり」にむけて一直線にすすみ、その終点に最後の審判があるとしている。その考え方では、重要事項は歴史の最後にあり、来たるべき未来に備えて日々を生きる必要がある(未来に重きを置いている)というわけである。
ところが人生の未来の時間が短くなる(年老いる)につれて、「未来」という希望は価値を失っていくので、こうした時間間隔に縛られて生きるのは危険であるとして、「未来に価値は無い」とした

前向きに生きて行く方法

ニヒリズムをまるごと受け入れた上で、自分の意思でこの瞬間瞬間を強く肯定して生きていくべきである。
未来とか過去といった現象は、「現実の存在」を重視するニーチェの哲学の立場では重要ではない。あるのは「いまこの瞬間だけである。そして、ニーチェは一貫してこういった「ありもしない非現実なもの」に振り回されるのはやめよう、という立場をとってきていた。そう思うと前向きに生きるためには、「いま、この瞬間を力強く肯定していきる」ことが大切である。これは何もない特別な今この時間でさえ、肯定する、という意味である。そもそも人間は「今この瞬間」をうまく捕らえられていない。足の感覚や呼吸の具合といったこと、コップの手触りなどを、一般化された記号を取り外して「生の感覚のひとつ」としてとらえることが良い練習となる。
このようにして、「永劫回帰の運命(人生に意味がないこと)をまっすぐ受け入れて、それでも人生を肯定」することができる強い人間のことをニーチェは超人とよんだ。

すべての価値観の消失 ー 大いなる正午

あらゆる現象は、所属する社会的な価値観(ラベル)によって形作られた、ただの解釈の1つにすぎない。 この瞬間を肯定するために、すべての現象をありのまま捉えることができたならば、それはあらゆる価値観を外して現実世界をみていることとなる。ニーチェはこのような体験のことを、太陽が物事の真上からさして影や陰影が消えた状態、大いなる正午、と呼んだ。
こうした大いなる正午を概念として知るのではなく、体験を通して理解することが大切である。

気になった言葉

ニーチェの言葉

この世に、同情より愚かな行為はない
同情する人びとには羞恥心がない
事実はない、存在するのは解釈のみである