長いこと分離型キーボードが気になっており、先日中古で MiSTEL の MD600(英字配列) を購入しました。その際に試してみたキー設定と、使ってみた感想についてメモしておきたいと思います。
MD600
選んだ理由
Moonlander Mark 1 がすごく気になっているのですが、値段がしてくることと、少しハードルが高そうだったので、まずは普通の分離型キーボードを試すことにしました。
重要視した観点 - 英字キーボード - 大きすぎない - 机のスペースが限られているため、小さいほどよい - 60% サイズがあれば最高 - HHKB(英字) とにた配列が良い
キー変更ポイント
md600 ではレイヤーが3層あり、レイヤー毎に各種キーを割り当てることができます。
自分は、これまでメインで使ってきた HHKB(英字) となるべく近いキー配置になるよう、以下のように割り当ててみました(思ったより変更したキー少なかったです)。
元キー | 変更後キー |
---|---|
BACKSPACE | \,| |
\,| | BACKSPACE |
右space | FN |
なお、CAPSLOCK に関してはキーボードに登録するのではなく、mac の装飾キー変更機能を使って Command へと変更しています。
(右 SHIFT を FN キーにしようとしたのですができませんでした。。。)
方向キーに関して
このキーボードや HHKB では、なんと単独の方向キーが用意されていません。ではどうするかというと、「FN キーと何か」のように、複数のキーを組み合わせて入力します。
今回は、この方向キーの押しやすさを優先し、右スペースを FN キーに当てることにしました。
実際に方向キーを入力するときには、右スペース+ i(上) ,k(下), j(左), l(右) を入力する配置しにしています。ホームポジションから動かさずに方向キーを押せるので気に入っています。
使ってみての感想
使い初めて二日とかですが、現時点で感じた感想を記録しておきます。
よかったところ
- 親指のスペースが左右で分離しており、それぞれにキーを当てることができる - スペースキーを使った方向キーの入力は、HHKB のものよりも慣れたら早そう - 椅子の肘掛けに腕を置いたまま作業できるようになった - 学習コストはほぼなく馴染めたところ - HHKB と同じサイズでコンパクト!
残念だったところ・疑問なところ
- 数字の 6 は左手の方が近くない? - 「FN との複合キーを使った入力」+「その他入力」の際には、順番に気をつける必要がある - 「Command + 右矢印」を入力したければ、「Command」->「FN+L」とする必要がある - 「FN -> Command -> L」ではだめ - 音がカチカチとなるので、静かな場所では使いにくそう - 今回購入したものが、メカニカルキーボードの中でも「青軸」と呼ばれるものでした
おわりに
今回初めて分離型キーボードを試してみましたが、全く抵抗なく馴染んでいくことができました。
何かいいことがあった際には Moonlander Mark 1 等の高級分離キーボードも買ってみようと思うことができたのでよかったです(財布的には良くない)。