話こなす
服には着こなす、という言葉がある。
着ることはだれでもしているが、「熟す」となると違った雰囲気がでてくる。
この場合同様、一流の人は、話し方がこなれている。
話こなすために、次の二点を意識する。
1. 基本に忠実で、この人なら大丈夫だと感じさせる安心感
2. 相手に最も適した話し方に合わせられるコーディネート力
一流の人
一流人とは慮(おもんぱか)れる人
相手が何を(WHAT)行ったかではなく、なぜ(WHY)行ったのかを考えて伝えることが重要である。
「一文字の重み」を知る
わかりやすい例では
「あながたいい」
「あなたでいい」
などは雲泥の差があるだろう。
だが、メニューを選ぶときは
「それがいい」という人と「それでいい」という人がいる。
「が」は是非ですが、「で」は妥協です。一流人は、「が」を使います。
「関心を引く」話の3要素
- 難しいことを易しく
- 易しいことを深く
- 深いことを面白く
では、実際にどうすればいいのか?
1. 難しいことを易しく
そのことを知り尽し、頭の中で「要は」と唱えながら話す
2. やさしい事を深く
背景や前後関係を含め、スジが通るように意識して話す
3. 深いことを面白く
臨場感のある言葉を使い、動画的にイメージ化できるよう話す
話す順番は信念、取組、成果
この順番で話してもらうと共感が生まれ、頭にスーっと入ってくる
「イエスセット」
相手に対して「イエス」と答え続ける、共感を繰り返すと、その一貫性を崩したくないので、「ノー」といいたくなる心理が働く
確実にイエスを取るためにオススメ
- 事実(決定)事項について再確認
- クローズドクエスチョンに絞る
- 相手の身に着けているものや持ち物を褒める
重ねて「強さ」を出す
すごくすごくうれしいです
本当に本当にありがとうございます
言葉を重ねて強さを出すには、書き言葉、つまり、お手紙やメールがオススメみたい。
人が動く「4つの力」
人がその気になって、動くには次の4つの明快な理由がある
- 危機感
- 効果
- 意味
- ビジョン
セールス等で気持ち良く買っていただく為には、危機感以外の3つを語ることで人を動かす必要がある。
「間」をコントロールする
誰しも沈黙が苦手なので、「えー、あー、おー」等のノイズを発信してしまう。
話し方から、この耳障りなノイズ「えー、あー、おー」がなくなるだけで、とても美しい話し方になります。
ノイズを出さないコツは、考えながら話さないこと、それと我慢、沈黙は怖くないと自分に言いきかせること
沈黙と間は違います。
相手との関係でつくるものが「沈黙」で、こちらが意識的に作るのが「間」です。
「ダブルバインド」を用いる。
レストランでの食事で、
「デザートはいかがですか?」
と声をかけるより、デザートを頼む前提で、
「デザートに、フルーツかケーキはいかがですか?」
と尋ねる方が、圧倒的にオーダーの確率があがる。
なんとなく頼んだにしても、自分で決めた感がある。
- linux のterminalで特定のファイルの見つけ方
find 検索先 -name ファイル名